Herokuの使い方まとめ(2013年12月時点、Rails使用)
Herokuの使い方は忘れやすい
Heroku、便利ですよね。
さくっとWebアプリ公開したりテスト用の環境作ったりするには最適ですよね。
今日僕も久しぶりにHeroku触ったんですが、半年ぶりくらいだったので使い方を忘れていて、色々ググるはめになりました。
たしか半年前も同じようなことをしていた気がするので、忘備録を兼ねてまとめておきます。
まずはHerokuのアカウントを取る
以下の公式サイトに行ってアカウントを取っておいて下さい。
Heroku | Cloud Application Platform
Heroku Toolbeltのインストール
次に、toolbeltをインストールしましょう。
ローカル端末からHerokuを操作するために必要なHerokuのCLIツールは、去年くらいまではgemとして提供されていました。
今は、Heroku Toolbeltというのを使ってインストールするようになっています。
インストールは簡単で、heroku toolbeltからダウンロードして普通に入れるだけです。
インストールが終わったら以下のコマンドで確認しておくと良いでしょう。
$heroku version
Railsプロジェクト作る
Herokuのインストールが終わったんで、次はHerokuにあげるRailsのプロジェクトをサクっと作っておきましょう。
$rails new YOUR_APP
続いて、Gemfileを変更します。
HerokuはデフォルトのDBがPostgreSQLなので、それに対応したものにしておきます。
gem 'sqlite3', :group => [:development, :test] group :production do gem 'pg' end
で、おなじみのbundle install
ですね。
$cd YOUR_APP $bundle install
ここまでやったら、いったんGitにコミットしておきましょう。
HerokuはGitでPushすることでデプロイするのでGitは必須です。
$git init $git add . $git commit -m "COMMENT"
Heroku用の鍵を作る&登録する
次に、HerokuにSSH接続するための鍵を作ります。
アドレスの部分はHerokuに登録したものにして下さい。
$cd ~/.ssh $ssh-keygen -t rsa -C "YOUR_MAILADDRESS"
そして、そこで作られた鍵をHerokuに登録します。(以下はデフォルトの名前で鍵を作った場合。変更した場合は適宜修正が必要だと思います。)
$ heroku keys:add
Heroku上に自分のアプリを作る
ついにHeroku上に自分のアプリを作ります。
Railsプロジェクトのルートに移動して、
$heroku create YOUR_APP
YOUR_APP部分はRailsのプロジェクト名と同一にする必要はないですが、ここで決めたものがアプリのURLになるので、そこは注意して下さい。
その後、GitのリモートリポジトリにHerokuが自動登録されてるか確認しておきましょう。(便利!)
$git remote
HerokuにRailsアプリをデプロイ
最後です!
Railsアプリをデプロイしましょう。
$git push heroku master
無事push出来たら、ブラウザで以下のURLにアクセスして確認しましょう。
http://YOUR_APP.herokuapp.com/
Railsのデフォルトのindex.htmlが表示されればデプロイ成功しています。
お疲れ様でした。
この後は、Railsでゴリゴリ作っていけば良いかと思います。
コード書く→git commit→git push heroku masterの流れを楽しんで下さい。
多分、Asset Pipeline絡みでハマると思いますが、一度ハマってみましょう。
ネット上に腐るほど情報があるのでご安心を。
それでは、良いHerokuライフを。
(参考にしたサイト)
herokuコマンドをgemでインストールしたものからheroku toolbeltのものに置き換える - Qiita [キータ]
Railsで簡単なアプリをscaffoldで作ってHerokuにデプロイするまで - Qiita [キータ]
Rails4でheroku Pushまでの最短手順 [haml/bootstrap 3.0/postgresql or MySQL] - 酒と泪とRubyとRailsと